OPEN HOUSEを終えて

オープンハウスにご来場ありがとうございました。

オーナー様もお受け頂きありがとうございました。

何を決め手、きっかけに家を誰と作るか、買うのか。

今はblog、Instagram、YouTubeと沢山の情報媒体があるけど、やっぱり『百聞は一見にしかず』

『行く』『触れる』『体感する』が1番の情報だと思っています。

もちろん事前の勉強は大事。

社会に求められる住宅事情はより高度化し、ルールが厳格化し、性能の順守が法律として制定されつつあります。

寒い、脆い、知りませんでした、と後悔するのは結局住む人です。

UA値とはC値とは?と事細かに知る必要は無いにしても、C値とは隙間の量の尺度で小さい方がいいよね、と知るか知らずかでは大きな差があります。

細かくはプロがしっかり管理するけど、そういった性能があるんだと知ってもらいたい。

車はメーカー特有の性能や燃費をしっかり見て判断するはずです。

ハイブリッドやEVにより低燃費化することで社会的責任を果たす意味でもとても大事なことも知っている。

それがランニングコストを小さくすることも。

しかし住宅ではその考えがとても希薄。

それはとてもおかしな事だと思います。

どうやらオープンハウス、見学会というのはハードルが高いと思われているようです。

予約制なのがよりそう思ってしまうのかもしれませんが、オーナーからお借りしているので仕方ありません。

弊社は年に一回程しかオープンハウスは出来ていません。

(もっと設計したい、社会に貢献できる、愛させる家を増やしたいのですが…)

でもありがたいことに、足を運んでくれるひとはもちろん、興味を持ってくれる方はいます。

ただ、見学会となると二の足を踏んでしまう。

お気持ちは分かります、分かりますが勿体無い!

そんなこと考えずで是非来てください!

全く迷惑ではありません!

同じように楽しんでくれる人、志しを共に出来る方々を我々は求めています。

もしご依頼頂くにしても、沢山現場に行って見て、納得できるまで足を運んでください。

ローンで建てる大事な家です。

死ぬまで住む家です。

ずっと住みたいと思える家を見つけるのは一筋縄では無いですよ。

今更ですが、弊社の設計の強みは結局はデザイン力だと思います。

意匠デザインも性能の1つと考えます。

どんなに断熱気密が良くても格好悪い家は愛されません。

普遍的で何歳になっても、おじいさんおばあさんになっても似合う・廃れないデザインを探しています。

地域に根ざせる、近所の人にも『良い家ですね』と言われる、景色になるような家を求めています。

帰宅時に家を見て『やっぱり可愛い我が家』と思えるか。

家族団欒中に『やっぱり落ち着くいい家だな〜』と思えるか。

それは性能を超えた感情です。

だからその基盤として、寒くてはダメなんです。

断熱・気密・意匠の共立。

性能はあくまで計算値、実際は体感するのが1番。

そしてデザインは数値化することもままならない概念です、体感するしかありません。

そのために沢山足を運んで下さい。

次回見学会ができる時は、近所に遊びに行くような気持ちで来てください。

今回残念ながらお会い出来なかった方もまたよろしくお願いします。

お会い出来る日を楽しみにしております。

スタッフあべ