
リディアルスタイルさん主催のルイスポールセンジャパンのセミナーに参加しました。


名作照明を沢山作っているルイスポールセンですが、始まりはワインの輸入会社だったそうです。
そこからポールヘニングセンと出会い、デザイナーズ照明会社へと舵を切りました。
話しを聞く中で驚きだったのは、部品の製作や組み立てで、未だ多くの手仕事が関わっていることでした。
自社の工場やスペインのガラス工場など、沢山の職人・技術者・クラフトマンが腕を振るっています。
品々のその綺麗で均質な仕上がりからは伺い知れないことです。
「手仕事を感じないほどの綺麗さ。」
人の手が作っていること自体はとても魅力的であり価値あることだと思います。
機械仕事より手仕事の方が価値がある。
当たり前のことです。
セミナーの内容としては、照明が持つ特徴を理解してコーディネートすること。
主にはタスク照明とアンビエント照明を使い分けつつ、空間としてはどちらもあることでメリハリある照明空間が作れるということでした。
タスク照明=手元、作業用の灯り
アンビエント照明=空間全体を照らす灯り
用途に合わせつつ、程よくミックスさせることが良いのだそう。
そう言われ今の自宅を考えると、アンビエント照明が主体でタスク照明が少ないかもしれない。
今の所不満足は無く、変えるつもりはなかったのですが、何か考える余地はありそうですね!
設計において、いつも悩まされる照明計画。
最近はめっきりこの手の北欧系照明は提案していなかったので、改めて使ってみたくなりました。
スタッフ阿部