長かった夏が終わり、秋が足早に過ぎ、寒い日が続くようになりましたね。
自宅の湿度計を見れば、湿度が低くなってきたので冬支度をすることにしました。
家は夏冬で、空調換気計画を切り替えて調整しています。
自邸・燕沢の家は換気は第3種換気です。
3種、1種論争はとりあえず置いといて。。

我が家の浴室は造作FRP浴室ですが、換気扇が2つ付いています。
1つは外に湿気を吐き出す為の排気用
もう1つは床下空間から空気を引っ張る為の給気用
夏期は除湿したいので、2つとも同時に稼働さ、乾燥空気を取り込みつつ、排気しています。
冬季は排気用を停止させ、浴室の湿気で居室の加湿を図っています。
でもレンジフードもあれば、乾太くんもあるので、空気が逆流したり、外気を入れないようにしなければいけません。



結局外の冷たい空気が入ってしまい、浴室が冷えてしまっても意味がない。
なので気密テープで密閉します。

こちらが床下空間から空気を送り込む給気用換気扇
冬は床下エアコンで暖まった空気を吐き出してくれるので、浴室をいつも暖かく保つことが出来ます。
そして正圧となるため、湿気を居室などに送ってくれます
狭小住宅ということもあり、シンプルながら上手くいったと思います。
とはいえ、厳冬期では寝室だけは加湿器を使っています。
昨シーズンの2階LDKの絶対湿度は約11gmほどでした。
住宅性能はUa0.37でG2手前くらいですが、それでもこんなものか(もちろん快適なのですが…)
有識者がG2.5が良いといったり、等級6.5が良いといったりするのが何となく分かります。
最近では余裕ある断熱等級6が良いと言われたり。
で、よく聞かれるのが「元は取れるのか?」ということですが、コスパだけでいえば元は取れないです。
ただ、快適で健康的でストレスのない住環境は手に入れられます。
どちらが良いかは人それぞれ。
私は後者が良いですが。
STUDIO DESSERTは仙台市宮町の工房で、家具製作、住宅、店舗の設計を行っております。
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