サッシと言えばどんなものを思い浮かべますか?
たぶん多数の方がアルミ製サッシを思い浮かべると思います。
木製サッシ知ってる?と聞かれれば、おばあちゃんちのガラスがカタカタと鳴るものを思いますか?
サッシは現在、アルミ製、アルミ樹脂複合、樹脂製が主流で、木製や鉄製のような少数派が有ります。
それぞれに見た目や性能といった特性の違いがあって、建物に対する考え方や適材適所で選びます。
その中でも住宅では複合サッシか、樹脂サッシが多くを占めています。
ガラスとの組み合わせもありますが、基本的には断熱性能に優れた樹脂サッシ、見た目に優れた複合サッシとなんとなく大別されています。
そんななか何故木製サッシをすすめるかと言いますと、それらには真似出来ないほどの圧倒的な大開口を作ることが出来るからです。
サッシ枠は戸袋に引き込まれ、この案件は高さ2m×幅3mの大開口になりました。
隣の引き違いサッシは一般的な幅が約1.6mほど。
その大きさの違いが分かると思います。
私の好みとして、外との繋がりを強調し、外に出られるプラン考えます。
そんな時ここぞという所に木製サッシを付けたい。
もちろん課題はあって、既製品ではなく一品物で大型なので高額になります。
コストの配分が肝であり、最低限の家の性能が下回らないことを条件として採用を検討します。
ただやはり満足度はとても高いもの。
大開口なだけでなく、見た目がよく温かみがあり断熱性能も高いです。
「豊かな物は外からやってくる」と言われます。
窓は建築にとても大事なキーとなる要素です。
余裕があれば検討するのはいかがでしょうか?
スタッフあべ